自動取込

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簡単操作

書類全体を選択してコピーしておく

この説明がピンとこない方もいらっしゃると思います。
1つめは対象が漠然としてピンとこない。
2つめはどの部分を全体と呼んでいるのか?

対象というのは、文字単位でコピペできるようなものなら何でもです。
出願ソフトで表示される出願の控え、
インターネットブラウザで表示される特許庁の公報、
受領書、拒絶理由通知書、etc.です。
ただ、社内文章など、出願書類や、公報の体をなしていないものからは、取り込めません。特許庁が用意しているもの、特許庁が要求している体裁のものが対象となります。

全体といっても、願書の部分だけを選択する?、特許請求の範囲や明細書の部分は除くんでしょ?
そんな風に思われるかもしれません。
ですが、特許庁の公報であれば、画面が表示された、
ctrl+A
ctrl+C
これだけです。余分な部分も同時にいっぱい選択されてコピーバッファに入りますが、問題ありません。ctrl+Aで選択して構いません。

取り込んだ後

自動取込を実施すると、画面には取り込まれたデータが表示されています。注意して欲しいのは、この状態は手入力して画面に記入したのと同じ状態に過ぎません。

取り込んだら内容を確認し、最後に更新ボタンを押すことで、取り込んだ内容がデータベースに反映されます。あくまでも人間のチェックは行ってください。

対象でないもの

例えば、PDFの場合、ctrl+Aとキーボードを押したとき、何も反応がない場合は、対象外です。

ただし、PDFでも、ctrl+Aと押すと、画面にブルーの筋が表示され、隠されていた文字のデータをコピーできるものがあります。この場合は、対象になります。

読み込まれる対象と、読み込みできない対象

読み込めなかったら

特許庁が様式を変えた場合とか、公報の表示を変えた場合、すぐに対応します。もし、自動取り込みできないものがあったら、ご連絡ください。内容を解析して対処します。

取り込めるデータ

コピペしたデータに含まれていないデータは、取り込むことはできません。ですから、願書からですと、出願番号は取り込めません。

受領書は短い書類ですが、願番は入っています。願書から自動取り込みした後、受領書から自動取り込みすると、願番を自動取り込みできます。受領書には、複数の出願が含まれていることがありますが、整理番号で識別するので、正しい願番を取得できます。

最近の追加機能の説明

提出前番号チェック

自動取込みでは、願書などから新たにデータをデータベースに取り込みます。これに対して、提出前番号チェックは、意見書や補正書などを作成した時に、その書誌的データを取り込んで、データベースの記録と比較をします。出願番号が間違っていないか、など、各種のチェックを行えます。

「提出前番号チェック」については、この説明とは別に説明を作成してありますので、そちらもご覧ください。

最初に案件を検索するときも、{案件KWサーチ}を行うことで、整理番号に基づいて案件を検索することができます。その検索後に、自動取込みを開き、この「提出前番号チェック」を実行させれば、マウスをクリックするだけで、チェックを完了することができます。

提出書類の番号チェックは、事務所の中でも単純作業でミスを避けたい作業です。ご活用ください。

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